〜6月26日〜
石原がタイトル返上
松田ジムは26日、東洋・太平洋スーパー・フライ級チャンピオン、石原英康選手(松田)がJBCに、タイトル返上届を提出したと発表しました。なお、空位となるタイトルの王座決定戦は、8月16日に大阪で、小島英次選手(金沢)対ワエンペット・チュワタナ(タイ)で行われることになったようです。
WBA総会はバリで開催
WBAは、第82回年次総会を9月23日〜27日の日程で、インドネシアのバリ島で行うと発表しました。
スパダフォーラがタイトル返上
IBF世界ライト級チャンピオン、ポール・スパダフォーラ(アメリカ)が26日、減量苦のためタイトル返上をIBFに対し通知しました。スパダフォーラは今後1階級上げてスーパー・ライト級で戦うようです。
〜6月25日〜
ホリフィールドvsトニー戦決定
元世界ヘビー級チャンピオン、イベンダー・ホリフィールド(アメリカ)とIBF世界クルーザー級チャンピオン、ジェームス・トニー(アメリカ)が10月4日、ノンタイトル戦を行うことになったとダン・グーセン・プロモーターが明らかにしたとAP通信が伝えました。ホリフィールドはWBA世界ヘビー級チャンピオン、ロイ・ジョーンズJr.(アメリカ)との対戦を希望していたものの、試合開催場所で合意に達せず、交渉は暗礁に乗り上げていました。
クリチコが再戦を要求へ
21日、アメリカ・ロサンゼルスで行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチでチャンピオン、レノックス・ルイス(イギリス)に6RTKO負けしたビタリ・クリチコ(ウクライナ)が24日、ドイツの新聞に対し、ルイスがリング上で再戦を約束したと語り、WBCに対し再戦を認めるよう要求することになったようです。ただ、クリチコは患部を60針縫い、復帰までには約半年かかる見通しで、再戦は早くても来年になりそうです。
〜6月24日〜
徳山のケガは全治1ヵ月半
23日、横浜アリーナで行われたWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチの試合中に左拳を負傷したチャンピオン、徳山昌守選手(金沢)が24日、東京都内の病院で診察を受け、左手中指第1関節のねんざと打撲で全治1ヶ月から1ヵ月半と診断されました。
この日の午前中横浜市内のホテル行った会見では、「しばらくはボクシングのことは忘れたい」と語った徳山選手は、年内に8度目の防衛戦を行うことを明らかにしました。
戸高,引退報道を否定
元WBA世界スーパー・フライ級チャンピオン、戸高秀樹選手(緑)は23日、一部で報道された現役引退報道を否定、現在、本田明彦・帝拳プロモーション会長を窓口に、WBA世界バンタム級チャンピオン、ジョニー・ブレダル(デンマーク)に挑戦を申し入れしていることを明らかにしました。ブレダルへの挑戦の場合、敵地に乗り込んでの挑戦となるようで、今月中にも結論が出るようです。
〜6月23日〜
戸高が引退を申し入れ
松尾敏郎・緑ジム会長は23日、元WBA世界スーパー・フライ級チャンピオン、戸高秀樹選手(緑)から「6月中に世界タイトル挑戦が決まらなければ現役を引退したい」という申し入れがあったことを明らかにしました。松尾会長は、「翻意を期待したいが、今月一杯という期限を延ばせないならやむを得ない」と語り、戸高選手がこのまま現役を引退することは確実となったようです。
〜6月22日〜
調印式&記者会見
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチとWBC世界ミニマム級タイトルマッチの調印式と記者会見が22日、東京・水道橋の後楽園飯店で行われました。
記者会見に臨んだ4選手は、WBC世界スーパー・フライ級チャンピオン、徳山昌守選手(金沢)が「ベルトの移動はない」と7度目の防衛に自信を見せたのに対し挑戦者の同級5位、川嶋勝重選手(大橋)は「人生のすべてをかけて戦う」決意を語り、WBC世界ミニマム級チャンピオン、ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)は「星野はいい選手だが、ベルトはメキシコに持ち帰る」と語ったのに対し挑戦者の同級9位、星野敬太郎選手(花形)は、「打たせないボクシングをしたい」と語りました。
ルール&オフィシャル
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチとWBC世界ミニマム級タイトルマッチの主な試合ルールとオフィシャルは以下の通りです。
*試合ルール(両試合とも共通)
・使用グローブは日本製8オンス(チャンピオンは赤、挑戦者は青を使用)
・フリー・ノックダウン制
・採点は10点法
・故意でないバッティングによる負傷で試合停止となった場合、4Rまでは引き分け、5R以降は停止となったラウンドの採点を含めて、それまでのスコア・カードで勝敗を決める。
*オフィシャル
☆WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
レフェリー:浦谷 信彰(日本=東京)
ジャッジ:森田 健(日本=東京)、宮崎 久利(日本=関西)、アネク・ホントンカム(タイ)
☆WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
レフェリー:ブルース・マクタビッシュ(ニュージーランド)
ジャッジ:ダニエル・バン・デ・ヴィーレ(ベルギー)、オレン・シェレンバーガー(アメリカ)、ヒューバート・ミン(アメリカ)
スーパー・バイザーは両試合ともエドワード・タンガラジャ(スリランカ)
4選手とも計量をパス
WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチとWBC世界ミニマム級タイトルマッチの計量が22日、東京・水道橋の後楽園飯店で行われ、WBC世界スーパー・フライ級チャンピオン、徳山昌守選手(金沢)と挑戦者の同級5位、川嶋勝重選手(大橋)が共にリミットの52.1キロ(115ポンド)、WBC世界ミニマム級チャンピオン、ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)と挑戦者の同級9位、星野敬太郎選手(花形)が共にリミットの47.6キロ(105ポンド)で計量を1回でパスしました。
石原がタイトル返上へ
松田鉱二・松田ジム会長は22日、名古屋国際会議場で行われた東洋・太平洋スーパー・フライ級タイトルマッチ終了後、石原英康選手(松田)が世界タイトル挑戦に専念するために、タイトルを返上することを明らかにしました。
〜6月21日〜
ルイス、TKOで防衛
21日(日本時間22日)、アメリカ・ロサンゼルスで行われるWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、チャンピオンのレノックス・ルイス(イギリス)が挑戦者の同級1位、ビタリ・クリチコ(ウクライナ)を6R終了TKOで下し、タイトル防衛に成功しました。
バレラがデラホーヤと契約
フリー宣言をしたマルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)が、WBA・WBC世界スーパー・ウエルター級チャンピオン、オスカー・デラホーヤ(アメリカ)が社長を務める「ゴールデン・ボーイ・プロモーション」とプロモート契約をしたことが21日までに明らかになりました。
タイソン,暴行で逮捕
元世界ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン(アメリカ)21日、ニューヨークのブルックリンにあるホテルの前で男性2人と口論となり、暴行容疑で逮捕されたことが明らかになりました。なお、タイソンはその後釈放されたようです。
〜6月20日〜
4選手とも異常なし
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ、WBC世界ミニマム級タイトルマッチに出場する4選手の予備検診が20日、東京都内の病院で行われ、4選手とも異常なしと診断されました。
体格比較では、WBC世界スーパー・フライ級チャンピオン、徳山昌守選手(金沢)が身長、リーチとも5.5cm挑戦者の同級5位、川嶋勝重選手(大橋)を上回っており、WBC世界ミニマム級チャンピオン、ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)は、身長では1.3cm挑戦者の同級9位、星野敬太郎選手(花形)を上回ったものの、リーチは逆に星野選手が3cmアギーレより上回っています。
☆両者体格比較☆
*WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
徳山 |
|
川嶋 |
170.0cm |
身長 |
164.5cm |
171.0cm |
リーチ |
165.5cm |
84.0cm |
胸囲 |
85.0cm |
左1.5/右2.0 |
視力 |
左0.6/右1.2 |
36.3℃ |
体温 |
37.0℃ |
*WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
アギーレ |
|
星野 |
160.3cm |
身長 |
159.0cm |
165.0cm |
リーチ |
168.0cm |
80.0cm |
胸囲 |
85.5cm |
左0.9/右1.5 |
視力 |
左0.7/右1.0 |
36.9℃ |
体温 |
36.3℃ |
〜6月19日〜
ルイス116キロ、クリチコ112キロ
21日(日本時間22日)、アメリカ・ロサンゼルスで行われるWBC世界ヘビー級タイトルマッチで対戦するチャンピオン、レノックス・ルイス(イギリス)と同級1位、ビタリ・クリチコ(ウクライナ)が19日、計量を行い、ルイスは256ポンド1/2(約116.4キロ)、クリチコは248ポンド(約112.6キロ)でした。
辰吉がゲスト解説
テレビ東京は19日、23日に横浜アリーナで行われるダブル世界タイトルマッチのゲスト解説を、元WBC世界バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎選手(大阪帝拳)が務めると発表しました。
徳山が公開練習
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチで同級5位、川嶋勝重選手(大橋)の挑戦を受けるチャンピオン、徳山昌守選手(金沢)が19日、東京・新宿区の帝拳ジムで公開練習を行いました。
2R行ったスパーリングでは、ロープに詰まった状態でアッパーを打つなど、接近戦を想定した対策が出来ていることを披露するなど、7度目の防衛戦への準備に抜かりがないことを見せつけました。
〜6月18日〜
ラリオスvs石井戦の会場決定
天熊丸木ジムは18日、8月10日に行われるWBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチの会場が、名古屋市の愛知県武道館に決まったと発表しました。
川嶋が公開練習
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチでチャンピオン、徳山昌守選手(金沢)に挑戦する同級5位、川嶋勝重選手(大橋)が18日、横浜市内の大橋ジムで公開練習を行いました。
2R行ったスパーリングでは、得意の接近戦でのボディ攻撃を見せるなど、調整は巧くいっていると自信ありげに語ったそうです。
〜6月17日〜
アギーレが公開練習
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界ミニマム級タイトルマッチで同級9位、星野敬太郎選手(花形)の挑戦を受けるチャンピオン、ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)が17日、東京・新宿区の帝拳ジムで公開練習をおこないました。
3R行ったスパーリングでは、メキシコから帯同して来たパートナーを相手に、タイミング合わせることを重視した動きで、持ち前の強打は封印したままでした
西島がタイトル戦に出場へ
海外で活動を続けている元東洋・太平洋クルーザー級チャンピオン、西島洋介選手(元オサム)が7月10日(日本時間11日)、アメリカ・カリフォルニア州サクラメントで予定されているオスカー・デラホーヤのプロモートする興行に出場し、セシル・マッケンジー(アメリカ)とカリフォルニア州クルーザー級タイトルマッチを行なうことが17日までに明らかになりました。
〜6月16日〜
星野が公開練習
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界ミニマム級タイトルマッチでチャンピオンのホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)に挑戦する同級9位、星野敬太郎選手(花形)が16日、横浜市内の花形ジムで公開練習を行いました。
3R行ったスパーリングの動きはスムーズで、ウエイトもリミットまで1ポンド弱ということで順調な仕上がりをアピールしました。
また、チャンピオンのアギーレは、東京・新宿区の帝拳ジムで初練習を行いました。軽めの調整だったものの、切れのある動きを随所で見せていたそうです。
辰吉が記者会見
7月6日に予定していたウーゴ・ディアンソ(メキシコ)との試合を左足の負傷により延期した元WBC世界バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎選手(大阪帝拳)が16日、大阪市内の大阪帝拳ジムで記者会見を行ないました。吉井寛・大阪帝拳社長は、新たな試合日程は9月26日と決まったものの、ケガの回復が遅れるなどのアクシデントがあった場合は、試合を中止することもあると発表しました。
〜6月15日〜
丸山が13連続KO勝ち
デビュー以来12連続KO勝ちを続けている日本スーパー・フライ級7位、丸山大輔選手(筑豊)は15日、福岡市の博多スターレーンで行われた10回戦で、ノッパデット・スーンギラーノーイナイ(タイ)を3R2分41秒TKOで下し、赤井英和選手(グリーンツダ)と自身が持っていたデビュー以来の連続KO勝ちの日本記録を13に伸ばしました。
〜6月14日〜
アギーレが来日
23日、横浜アリーナで行われるWBC世界ミニマム級タイトルマッチで同級9位、星野敬太郎選手(花形)の挑戦を受けるチャンピオン、ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)が14日、成田着の航空機で来日しました。
〜6月13日〜
辰吉の試合は9月26日に
左足の負傷により、7月6日に予定していた試合の延期が発表された元WBC世界バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎選手(大阪帝拳)の再起第2戦の日程が9月26日になることが13日までに明らかになりました。試合会場は、大阪市中央体育館で変更はないものの、試合開始時間は、日曜日開催から金曜日開催となるため夕方から夜になる見通しで、詳細の正式発表は16日に行われます。
〜6月12日〜
ヅーが防衛戦を延期
WBA・WBC・IBF世界スーパー・ライト級チャンピオン、コンスタンチン・ヅー(オーストラリア)が9月27日、生まれ故郷であるロシアで予定していたシャンバ・ミッチェル(アメリカ)との防衛戦が、ヅー自身の負傷により延期されることになりました。ヅーのケガは治療に8週間程度かかると診断されており、陣営では11月もしくは12月に防衛戦を実施したいとしています。
また、8月10日に予定されていたWBA・WBC・IBF世界ミドル級チャンピオン、バーナード・ホプキンス(アメリカ)のIBF世界クルーザー級チャンピオン、ジェームス・トニー(アメリカ)への挑戦も中止されることになりました。こちらは、ホプキンスとドン・キング・プロモーターとの金銭トラブルが原因のようです。
〜6月11日〜
リック,復帰にGOサイン
元日本ライト級チャンピオン、リック・吉村選手(石川)が11日、JBCの定めたコミッション・ドクターによる特別診断を受け、異常なしと診断されました。これにより、JBCは吉村選手に対してライセンスを発給するのは確実で、石川ジムでは年内にも再起戦を行うことを予定しています。
福島の防衛戦が内定
東洋・太平洋スーパー・バンタム級チャンピオン、福島学選手(JBスポーツ)の初防衛戦が8月16日、東京・後楽園ホールで同級9位、ベドリート・ローレンテ(フィリピン)を相手に行なわれることが内定しました。
〜6月10日〜
辰吉の試合が延期に
大阪帝拳ジムは10日、7月6日に大阪市中央体育館で予定していた元WBC世界バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎選手(大阪帝拳)対WBC世界同級14位、ウーゴ・ディアンソ(メキシコ)戦を、辰吉選手が左足太ももを負傷したため延期すると発表しました。辰吉選手は2日の練習で負傷、大阪市内の病院で診断を受けたところ全治まで1ヶ月、回復次第では3ヶ月近くかかると診断されたため、大阪帝拳ジムでは延期を決定、新たな日程は16日までに発表するとしています。なお、前売チケットはそのまま有効となっていますが、払い戻しの希望にも応じるそうです。
〜6月9日〜
ラリオスvs石井戦、正式発表
天熊丸木ジムは9日、WBC世界スーパー・バンタム級7位の石井広三選手(天熊丸木)が8月10日、WBC世界同級チャンピオン、オスカー・ラリオス(メキシコ)に挑戦すると発表しました。会場については、名古屋市内で行なうことで調整しているようです。
WBCが最新ランキングを発表
WBCは9日、5月度のランキングを発表しました。日本選手関係ではジェス・マカ(フィリピン)を下して東洋・太平洋バンタム級チャンピオンになった長谷川穂積選手(千里馬神戸)が、バンタム級5位にランクアップした以外に、前月から大きく変わったところはありませんでした。なお、最優秀選手には6日にランディ・マングバッド(フィリピン)を下して7度目の防衛に成功したフライ級チャンピオンのポンサクレック・クラティデンジム(タイ)が選ばれています。
ルイスの相手はクリチコ
ゲリー・ショー・プロモーターは9日、カーク・ジョンソン(カナダ)の負傷によって代役を探していた6月21日、アメリカ・ロサンゼルスで行われるレノックス・ルイス(イギリス)の対戦相手に、元WBO世界ヘビー級チャンピオンで現在WBC1位にランクされるビタリ・クリチコ(ウクライナ)が決まったことを明らかにしました。正式発表は近日中に行われる見通しで、ジョンソン戦は認定しなかったWBCも、ルイスvsクリチコ戦は指名試合として認定することになるようです。
〜6月7日〜
5月のMVPに江口
東日本ボクシング協会は7日、月間賞選考委員会を開き、MVPに日本スーパー・ライト級チャンピオンの江口慎吾選手(大橋)、敢闘賞に東洋・太平洋ライト・フライ級チャンピオン、山口真吾選手(渡嘉敷)、新鋭賞に姫野崇史選手(沖)をそれぞれ選出しました。
〜6月6日〜
ルイスvsジョンソン戦が中止に
21日、アメリカ・ロサンゼルスで予定されていたレノックス・ルイス(イギリス)対カーク・ジョンソン(カナダ)戦が、ジョンソンの負傷により中止され、ルイス陣営が急遽代役を探していることが6日までに明らかになりました。主催者は今のところ興行は予定通り行うとしており、ルイスの相手には同じ日のリングに立つ予定だったビタリ・クリチコ(ウクライナ)の名前の他、ジャミル・マクレイン(アメリカ)が対戦を受ける用意があるとコメントを出しています。
〜6月5日〜
仲里の相手決まる
6月29日、沖縄・奥武山武道館で再起戦が決まったWBC世界スーパー・バンタム級5位、仲里繁選手(沖縄ワールドリング)の対戦相手が5日までに、ペットニーガム・ソーウォラポン(タイ)に決定しました。
西岡,前哨戦なしで世界挑戦へ
9月下旬にWBC世界バンタム級チャンピオン、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)への挑戦が内定している同級1位、西岡利晃選手(帝拳)が、前哨戦を行わずに、世界タイトル挑戦に臨むことが5日までに決定しました。帝拳ジムでは、メキシコから世界ランカークラスの選手をスパーリング・パートナーに呼んで、スパーリングで実戦感覚を養う方針にしています。
上原康恒氏がジム会長に就任
元WBA世界スーパー・フェザー級チャンピオン、上原康恒氏が7月に東京・板橋区にオープンするジャパン・スポーツ・クラブジムの会長に就任することが明らかになりました。上原氏は、長野県軽井沢でテニス場を経営する傍ら、時折セコンドなど務めていましたが、本格的なボクシング界への復帰は20年ぶりとなります。
〜6月4日〜
ルイスvsタイソン戦が消滅
WBC世界ヘビー級チャンピオン、レノックス・ルイス(イギリス)は4日、元世界ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン(アメリカ)との再戦について、「タイソンは自分を怖がっている。もう戦うことはない」と語り、対戦に合意しないタイソン陣営に対して最後通告を行いました。
WBFが新組織に
マイナー団体のひとつであるWBF(世界ボクシング連盟)が組織を一新、本部をアメリカからイギリスに移して新組織として活動することが明らかになりました。新しいWBFはWorld Boxing FederationからWorld Boxing Foundationに名称を変更、現在のWBFチャンピオンについては、そのまま引き継いで活動するようです。
稲田らが帰国
先月中旬からメキシコでトレーニングを行っていた日本ライト級1位、稲田千賢選手(帝拳)らが4日、帰国しました。先頃帝拳ジムと契約した田中繊大トレーナーも一緒に帰国しました。
〜6月3日〜
星野のセコンドに戸高
6月23日、横浜アリーナで行われるWBC世界ミニマム級タイトルマッチでチャンピオン、ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)に挑戦する同級9位、星野敬太郎選手(花形)のセコンドに元WBA世界スーパー・フライ級チャンピオン、戸高秀樹選手(緑)が入ることになったと花形進・花形ジム会長が明らかにしました。同じジムの所属選手のセコンドに、チャンピオンなどが入るケースは見かけるものの、他のジム選手のセコンドに、現役選手が入るのは異例のことです。
リックが復帰申請へ
元日本ライト級チャンピオン、リック・吉村選手(石川)が3日までに、小島茂・JBC事務局長に対し口頭で、現役へ復帰する意思を伝えたことが明らかになりました。先月9日にJBCが年齢制限に関する規定の一部変更を決めてから、復帰する意思をJBCに伝えたのはリック・吉村選手が初めてとなります。
WBAが最新ランキングを発表
WBAは3日、4月度のランキングを発表しました。日本関係では、ミドル級10位に鈴木悟選手(八王子中屋)、スーパー・フェザー級14位に杉田竜平選手(畑中)、スーパー・フライ級5位にプロスパー・松浦選手(国際)がランクイン、また、フライ級2位に坂田健史選手(協栄)、ミニマム級15位に松本博選手(小倉高橋)が再ランクイン、辰吉丈一郎選手(大阪帝拳)、岡田一夫選手(ロッキー)が転級してランクされています。なお、最優秀選手にはスーパー・バンタム級チャンピオン、サリム・メジクンヌ(フランス)、特別賞にフェザー級チャンピオン、デリック・ゲイナー(アメリカ)が選出されました。
〜6月2日〜
ラリオスが日本で防衛戦?
WBC世界スーパー・バンタム級チャンピオン、オスカー・ラリオス(メキシコ)が7月に予定している防衛戦の相手に石井広三選手(天熊丸木)が浮上、交渉していることが明らかになりました。これはラリオスのマネージャーのラファエル・メンドーサ氏が明かしたもので、石井の他同級1位のナパーポーン・キャットサクチョーチョイ(タイ)の名前も挙がっており、石井が選ばれた場合は名古屋、ナパーポーンが選らばれた場合はアメリカのマイアミでの開催が有力となっているようです。
ジョーンズvsホリフィールド戦が実現
WBA世界ヘビー級チャンピオン、ロイ・ジョーンズJr.(アメリカ)の初防衛戦が10月4日、元チャンピオンのイベンダー・ホリフィールド(アメリカ)を相手に行なわれることがほぼ確実になりました。ジョーンズのマネージャーであるムラド・モハマド氏が明らかにしたもので、開催地としてニューヨークまたはラスベガスが候補となっているようです。
〜6月1日〜
坂田が岡田と防衛戦
4月にトラッシュ・中沼選手(国際)を下し、日本フライ級チャンピオンに返り咲いた坂田健史選手(協栄)の初防衛戦が9月15日、東京・後楽園ホールでWBA世界ライト・フライ級13位、岡田一夫選手(ロッキー)を相手に行なわれることが明らかになりました。