JBCが発行している「BOXING広報」より、主な記事を抜粋しました。

<2002年11〜12月合併号>bT47より
☆WBC第40回東京総会報告
*ルール改正
・ラスト・ラウンドに限り、ダウンされたボクサーはゴングに救われるという現行ルールを、ラスト・ラウンドを含めてすべてのラウンドゴングに救われないと改正された(JBC提案)
・3ノックダウンルールを廃止し、フリー・ノックダウン制とする。
 WBCでは98年までフリーノックダウン・ルールを採用していたが、WBAとのルール統一会議で、WBAが採用している3ノックダウンルールとしたが、安全管理の観点からフリーノックダウン・ルールを復活させることに決定した。
・暫定チャンピオン制度について、廃止方針を決定していたが、制度復活を決定した。
*次期総会はモスクワにて開催
*年間選手賞
・Fighter of The Year:オスカー・デラホーヤ
・Fight of The Year:オスカー・デラホーヤvsフェルナンド・バルガス戦
・年間模範選手賞:徳山 昌守選手
*その他決定事項
・WBC創立40周年記念レセプションを2003年2月にメキシコで開催する。
・第2回世界医事会議を2003年9月にメキシコ・シティで開催する。
・9月のアメリカ・ニューヨーク地裁での判決に対し、ホセ・スレイマン会長に発表する一切の権限をゆだねる。

☆OPBF第41回年次総会
【協議事項】
・年次報告
・インドネシアのOPBF加盟資格について、従来メンバーであったIBCと加盟申請のあったIBAの2団体があり、OPBFの1国、1コミッションの原則に抵触するため、両者を管理する政府機関BPOPIをOPBFメンバーとして扱うことを決定した。
・OPBFタイトルマッチに出場する選手に対し、WBCが採用している事前計量(30日前及び7日前)を採用する。
・ファイトマネーの支払いは原則計量後とする。
・ファイトマネーの未払いの場合、プロモーター又はマッチメーカーのライセンスを自動的に停止する。

☆【訃報】
・元日本バンタム級チャンピオン、大木重良氏
 元日本バンタム級チャンピオン、大木重良氏は11月9日、東京都新宿区の交差点で交通事故に遭い死去。55歳。1970年日本バンタム級タイトル獲得(防衛0)、戦績は46戦25勝(3KO)16敗4分け。現役時代、元WBA世界フライ級チャンピオン、大場政夫選手(帝拳=故人)のスパーリング・パートナーを務めた。

☆海外への試合役員派遣
・12月5日にタイで行われたWBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチのジャッジに島川威審判員(東京)。
・12月7日にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチのジャッジに森田健審判部長(東京)。

☆試合役員会議(10月25日・東京地区)
【協議事項】
・採点基準
・レフェリー・ストップのタイミング統一について
・WBA総会報告 他

☆試合役員会議(11月9日・関西地区)
【協議事項】
・試合運営面での問題点について
 レフェリーのミス・ジャッジに関する問題
 ジャッジの採点基準の確認。著しい採点のバラつきの是正。

☆プロテスト合格者
・東京地区(B級)10月24日実施・合格者1名
・東京地区10月31日実施・受験者35名,合格者22名(合格率62.8%)
・東京地区11月6日実施・受験者33名,合格者18名(合格率54.5%)
・東京地区11月21日実施・受験者37名,合格者25名(合格率67.5%)
・東京地区11月28日実施・受験者38名,合格者24名(合格率63.1%)
・東京地区12月17日実施・受験者37名,合格者27名(合格率72.9%)
・関西地区11月18日実施・受験者110名,合格者41名(合格率37.2%)
・西部地区(久留米)10月20日実施・受験者20名,合格者13名(合格率65.0%)
・西部地区(広島市)10月28日実施・受験者10名,合格者2名(合格率20.0%)
・西部地区(福岡市)11月2日実施・受験者15名,合格者13名(合格率86.7%)
・西部地区(田川市)11月3日実施・受験者3名,合格者2名(合格率66.7%)
・西部地区(大分市)11月16日実施・合格者3名
・西部地区(小倉市)11月18日実施・合格者1名

<2002年10月号>bT46より
☆【告示】
 JBCは10月10日付けでJBCルール第9条、82条、89条に基づき、ボクサー角村晋輔選手(C長谷川)に対し6ヶ月間出場停止、山本幸治マネージャーに対し厳重戒告の処分を科した。
【理由】10月9日、東京・国立代々木体育館で行われた4回戦に出場した角村選手は、安部和夫レフェリーのKO負けの宣告を不服としてアンスポーツマンライクな行為(レフェリーの頭部を殴打)を行ったため。

☆WBC第40回東京総会の日程
 12月2日:到着、OPBFハーフデーミーティング
    3日:開会式、会議、ウエルカムディナー
    4日:会議、ディナー
    5日:会議
    6日:会議、晩餐会
    7日:解散
   参加料:10万円

☆新ジム開設
 ジム名:折尾スポーツジム
 クラブ・オーナー:西村 浩明
 所在地:福岡県北九州市八幡西区折尾4丁目7番23号 はたぶビル3F
 TEL:093−693−1212

☆試合役員会議(9月12日・東京地区)
【協議事項】
・8/26のWBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチにおけるレフェリー・ストップが、ドクターによるチェックなしだったため、観客にはわかりにくかった。
・8/24のwBC世界スーパー・フェザー級王座決定戦でのレフェリーに、2度目のダウン後のヒッティングに対し減点をとったが、レフェリータイムアウトを取らない、3度目のダウンの際カウントを取る、という2つのミスがあった。
・9/6の日本ミニマム級タイトルマッチにおける採点が著しく不一致だった。
・試合後の審判員に対する抗議において、アンスポーツマンライクな暴言については、厳重に注意すべきである。

☆プロテスト合格者
・東京地区(古川市)9月21日実施・受験者4名,合格者4名(合格率100%)
・東京地区9月25日実施・受験者32名,合格者18名(合格率56.2%)
・東京地区10月2日実施・受験者34名,合格者18名(合格率52.9%)
・東京地区10月22日実施・受験者39名,合格者22名(合格率56.4%)
・西部地区(熊本市)9月29日実施・受験者24名,合格者14名(合格率58.0%)
・西部地区(沖縄)10月12日実施・受験者4名,合格者2名(合格率50.0%)
・中部地区10月12日実施・受験者14名,合格者10名(合格率71.4%)

<2002年9月号>bT45より
☆WBA第81回年次総会報告
 WBAの第81回年次総会は,9月10日から13日までアメリカの首都ワシントンDCのマリオット・ホテルで開催された。
*協議事項
・選手権委員会は、7月27日に行われた世界ヘビー級タイトルマッチについて、挑戦者のカーク・ジョンソン(カナダ)陣営から出された提訴を協議。レフェリーの裁定を尊重する意見が大勢を占めたが、継続審議とした。
・7月29日、パシフィコ・横浜で行われた世界ミニマム級タイトルマッチについて、星野敬太郎選手(花形)陣営より出された再戦要求を、本田明彦・プロモーターがノエル・アランブレット(ベネズエラ)陣営と交渉を行い、WBAの承認が出たため再戦が決定した。
・2003年の次期総会はインドネシアのバリ島が立候補。他に立候補はなかったが、決定は先送り。

☆新ジム開設
 ジム名:ドリームボクシングジム
 会 長:三浦 利美(元日本バンタム級チャンピオン)
 所在地:東京都北区王子3−3−8
 TEL:03−3919−1221
 ジム名:井岡ボクシングジム
 会 長:井岡 弘樹(元WBC世界ミニマム級WBA世界ライト・フライ級チャンピオン)
 所在地:大阪市浪速区桜川1−4−4
 TEL:06−6562−2020

☆ジム所在地変更
 キングスポーツジム
 新住所:立川市錦町3−1−25
 TEL:042−524−2258

☆挑戦状提出
 日本フェザー級チャンピオン、洲鎌栄一選手(尼崎)に対し同級1位、大之伸くま選手(福間スポーツ)より

移籍届(A級ボクサーのみ)
 有永政幸選手(関博之)は7月7日付けで大橋ジムに移籍した。
 濱口健一郎選手(ビクトリー)は8月26日付けで国際ジムに移籍した。

☆リングネーム変更(A級ボクサーのみ)
 山崎帝努也選手(本田フィットネスは)9月6日付けで山崎哲也に

☆徳山昌守選手を大阪市長が特別表彰
 WBC世界スーパー・フライ級チャンピオン、徳山昌守選手(金沢)を、磯村隆文・大阪市長が特別表彰した。

☆訃報
・辰巳八郎氏
 元東洋ミドル級、日本ミドル級、日本ウエルター級チャンピオン、辰巳八郎氏が9月19日、脳梗塞に肺炎を併発して死去。73歳。本名は湯浅幸四郎。現役時代の戦績は127戦89勝(28KO)27敗5分け9EX
・益戸ツネ氏
 日東プロモーション、益戸ツネプロモーターが7月2日、心臓疾患のため死去。82歳。故人の遺志により、49日が過ぎたあと関係者に知らされた。

☆プロテスト合格者
・東京地区9月3日実施・受験者36名,合格者23名(合格率63.8%)
・東京地区9月9日実施・受験者38名,合格者22名(合格率61.7%)
・関西地区9月2日実施・受験者74名,合格者26名(合格率35.1%)
・中部地区(名古屋市)8月4日実施・受験者12名,合格者9名(合格率75.0%)
・西部地区(宮崎市)8月11日実施・受験者5名,合格者4名(合格率80.0%)
・西部地区(小倉市)8月26日実施・受験者11名,合格者3名(合格率26%)

<2002年8月号>bT44より
☆引退届
・前WBA世界スーパー・フライ級チャンピオン、セレス・小林選手(国際)は7月31日付けで引退届を提出した。

☆ジム代表者変更届
 石丸ジム代表者は7月6日付けで石丸裕に変更された。

☆ジム復帰届
 勝間ジムは8月1日付けでジム活動を復帰

☆タイトル返上届
 東洋・太平洋フライ級チャンピオン、中野博選手(畑中)は7月5日付けでタイトルを返上した。

移籍届(A級ボクサーのみ)
 馬場紀幸選手(大阪帝拳)は5月17日付けで久留米櫛間ジムに移籍した。

☆医事講習会開催
 JBCとJPBA合同の医事講習会が6月16日、後楽園ホール展示会場で開催された。
 講師:大槻穣治Dr.,谷諭Dr. 
 内容:各種試合のデータとコンディション作り
    練習中の事故に対する応急処置

☆試合役員会議(7月16日・東京地区)
【協議事項】
・最近の試合検証
 レフェリーの処置:ダウン/スリップダウン
 レフェリーストップ
 極端な採点不一致 など

☆プロテスト合格者
・東京地区7月15日実施・受験者39名,合格者20名(合格率51.2%)
・東京地区7月24日実施・受験者34名,合格者21名(合格率61.7%)
・西部地区7月14日実施・受験者15名,合格者7名(合格率46.6%)

<2002年7月号>bT43より
☆日本スーパー・フェザー級暫定王座決定戦の経緯
 JBCは、畑中清詞・畑中ジム会長並びに中日本ボクシング協会から出された6月23日開催の杉田竜平(畑中)対篠崎哲也(高崎)戦の暫定王座決定戦の承認願いを6月21日承認した。経緯は、日本チャンピオンの長嶋健吾選手は、8月末にWBC世界スーパー・フェザー級王座決定戦への出場が予定されており、既に長嶋選手の王座返上を前提とした王座決定戦の話合いが、適格者である杉田とキンジ・天野(国際)の両陣営で折衝がなされていたなどの状況に鑑み、JBCとしてはチャンピオンの返上がない時点での王座決定戦は認めることはできないが、関係者が協議の上、次の条件で合意されたため、暫定王座決定戦を承認した。
@6月23日の勝者は60日以内に、キンジ・天野と対戦する。
A場所は、東京または高橋美徳会長の指定する場所とする。
B興行の権利は、それぞれが50%とする。
【注】杉田選手は、右手の負傷により、長嶋の返上した王座決定戦を欠場した。

☆訃報
・藤立啓一氏
 JBC関西事務局のコミッション・ドクター藤立啓一氏が6月17日、悪性リンパ腫のため死去。63歳。
・石丸哲三氏
 石丸ジム会長・石丸哲三氏が7月5日、心筋梗塞のため死去。56歳。
・ホセ・ボニージャ氏
 元WBA世界フライ級チャンピオン、ホセ・ボニージャ(ベネズエラ)が6月14日、ぜんそくによる合併症のため死去。34歳。日本には世界チャンピオン時に2度来日し、井岡弘樹、山口圭司(ともにグリーンツダ)をKOで下し、防衛に成功した。
・ペドロ・アルカサール
 WBO(JBC非公認)世界スーパー・フライ級前チャンピオン、ペドロ・アルカサール(パナマ)が、試合の2日後滞在先のホテルでシャワーを浴びている時に突然昏倒、急死した。WBCは、WBC世界フェザー級タイトルマッチのアンダーカードで行なわれた試合であったため、25,000ドルの保険金を遺族に贈った。

☆新ジム開設
 ジム名:六島ボクシングジム
 会 長:枝川 孝
 所在地:大阪市住吉区長居東3-21-11
 TEL:06−6693−0610

☆永年功労表彰
 村上直秀Dr.(西部地区コミッションドクター=1978年より)

☆挑戦状提出
 日本ウエルター級チャンピオン、永瀬輝男選手(ヨネクラ)に対し日本スーパー・ライト級チャンピオン、湯場忠志選手(都城レオ)、同級1位、竹中義則選手(尼崎亀谷)、同級2位、小林秀一選手(レパード玉熊)より

移籍届(A級ボクサーのみ)
 井上雄介選手(花形)は6月15日付けでチャイナクイック渡辺ジムに移籍した。

☆プロテスト合格者
・東京地区6月18日実施・受験者39名,合格者19名(合格率48.7%)
・東京地区6月25日実施・受験者37名,合格者21名(合格率56.7%)
・東京地区7月3日実施・受験者39名,合格者28名(合格率71.9%)
・東京地区7月6日実施・B級受験者1名,合格者1名
・関西地区7月1日実施・受験者72名,合格者33名(合格率45.8%)
・西部地区(広島)6月3日実施・受験者9名,合格者4名(合格率44.4%)
・西部地区(福岡)6月9日実施・受験者13名,合格者6名(合格率46.0%)

<2002年6月号>bT42より
☆フィリピン選手の日本での試合禁止解除について
・フィリピン選手の日本での試合は、日本の出入国管理法違反(不法入国、不法滞在)の不祥事が相次いだため、2001年2月16日付けで、世界タイトルマッチ及びOPBFタイトルマッチ以外は認められないとした。
・5月9日付けでGAB(フィリピン・コミッション)より処分解除を求める具体案が提示された。これを受けてJBCはプロモーター、マッチメーカーの意見を聴取し、検討を加えた上でGAB案に対する修正・付加条件を回答した。これに対し、5月31日付けでGABよりJBC宛に文書を受領、GABとJBCの合意により試合禁止処分を7月1日付けで解除する。

☆訃報
・竹本孫一氏
 元JBC諮問委員の竹本孫一氏が5月30日、急性肺炎のため東京都杉並区内の病院で死去。95歳。

☆JBC/JPBA合同健康管理委員会(5月24日)
【協議事項】
・伊礼選手事故関連と事故防止全般
・ボクサーの安全管理
・選手の自己管理、ジム指導
・ジムDr.制度の導入などの事故防止策の検討
・JPBAより選手の健康手帳(仮称)作成の提案

☆試合役員会議(5月24日・東京地区)
【協議事項】
・試合中の負傷で、レフェリーがドクター・チェックを要請して試合を停止する場合、4回戦〜6回戦については、特にチーフ・セコンドを呼ぶ必要はなし(ドクター及びレフェリーの権限尊重並びに試合進行促進のための措置)

☆海外への試合役員派遣
・7月6日、韓国・ソウルで行われるWBC世界ライト・フライ級タイトルマッチのジャッジに森田健審判部長(東京地区)。

☆引退届
・ウルフ・時光選手(倉敷守安)は5月10日付けで引退届を提出した。

☆クラブ・オーナー変更届
・5月1日付けで高村ジムのクラブ・オーナーは高村辰子に変更された。

☆挑戦状提出
・日本バンタム級チャンピオン、仲宣明選手(尼崎)に対し同級2位、ナイト・アレキサンドル選手(協栄)より

☆ジム所在地変更
・不動野ジム
 新住所:愛知県大府市中央町3-108
 TEL:0562−47−0002
・トヤマジム
 新住所:富山市上富居130−7 ワタゼンビル2F
 TEL:076−451−5554
・殿台赤城ジム
 新住所:千葉市中央区神明町206 ハイツ千葉神明町1F
 TEL:043−301−8235
・鹿児島川内ジム
 新住所:鹿児島県川内市東大小路町59−1
 TEL:0996−23−8469

☆リングネーム変更届(A級ボクサーのみ)
・中村金造選手(スペースK)は5月2日付けで中村つよしに
・川嵜竜希選手(草加有沢)は6月2日付けで川崎タツキに

☆プロテスト合格者
・東京地区5月29日実施・受験者34名,合格者16名(合格率47.0%)
・中部地区5月26日実施・合格者12名
・西部地区(小倉)5月9日実施・受験者4名,合格者3名(合格率75.0%)
・西部地区(熊本・益城)5月12日実施・受験者8名,合格者3名(合格率37%)
・西部地区(沖縄)5月25日実施・受験者7名・合格者4名(合格率57.0%)

<2002年4月号>bT41より
☆【告示】JBC試合ルールの一部改正について
・第80条−6 ノー・コンテスト(無効試合)
 次を加える
「審判によってなされた判定が、JBC試合ルールの適用に著しく誤りがあったとJBCが裁定した場合」
*現行ルールで処理出来ない事由について、JBCの事後の協議によって、裁定でノー・コンテストにすることができる。

☆【通告】
 JBC関西事務局は4月28日、原田武夫レフェリーを厳重注意処分にした。
理由:同日、大阪・アゼリア大正で行われた4回戦で、ダウンした選手を間違えて、ダウンさせた選手にカウントした。

☆JBC第25回定例理事会・実行委員会
 JBC第25回定例理事会・実行委員会が5月7日、東京ドーム内後楽飯店で開催された。
・協議・承認事項
 2001年度事業報告並びに事業収支報告
 第40回WBC総会の東京開催について
 JBC試合ルールの一部改正について
 任期満了に伴う役員改選 など
・新任役員・退任役員
*新任
 理事:土屋 誠次氏(鞄結档hーム取締役常務執行役員)
 実行委員:二宮 寿朗氏(スポーツニッポン新聞社記者、記者幹事)
*退任
 理事:常盤 昭雄氏(鞄結档hーム専務取締役)
 実行委員:近藤 英一氏(報知新聞記者)

海外への試合役員派遣
 5月1日、タイのバンコクで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチのジャッジに金谷武明審判(東京)。

挑戦状提出
・日本ライト級チャンピオン、嶋田雄大選手(ヨネクラ)に対し、同級6位、塚本安宣選手(西
遠)より

ジム所在地変更
・MTジム
 新住所:〒229−1131 神奈川県相模原市西橋本2−1−2
・鹿児島シティジム
 新住所:〒890−0034 鹿児島県鹿児島市田上6−30−24
 TEL:099−281−8100

移籍届(A級ボクサーのみ)
・名和真選手(全日本パブリック)は4月3日付けで楠三好ジムに移籍した。
・田副真一選手(風間)は2001年11月7日付けでタイガジムに移籍した。

リングネーム変更(A級ボクサーのみ)
・松田夏樹選手(三迫)は4月1日付けでナツキ・マツダに

☆試合役員会議(中部地区・4月13日)
【協議事項】
・採点基準と均一化
・レフェリーとしての注意事項ほか審判全般について

☆試合役員会議(東京地区・4月26日)
【協議事項】
・伊礼選手事故関係
 *報告並びにリング事故一般について(大槻Dr.より) 他
・JBC試合ルールの一部改正について(別記)

☆プロテスト合格者
・東京地区4月5日実施・受験者1名,合格者1名(B級受験)
・東京地区4月23日実施・受験者35名,合格者23名(合格率65.7%)
・東京地区5月8日実施・受験者35名,合格者17名(合格率48.5%)
・大阪地区4月8日実施・受験者78名,合格者37名(合格率47.4%)
・中部地区3月8日実施・受験者27名,合格者21名(合格率77.7%)
・西部地区(福岡)4月27日実施・合格者2名
・西部地区(別府)4月29日実施・合格者2名

<2002年3月号>bT40より
☆伊礼喜洋選手,試合後脳内出血のため手術,死去
 3月24日、八王子市民会館で行われた6回戦に出場した伊礼喜洋選手(八王子中屋)は内藤佳紀選手(横田スポーツ)に判定負け後、セコンドに支えられて控え室に向かう途中に意識を失い、直ちに臨席の大槻穣治コミッションDr.により緊急処置を受けたあと、救急車で立川市の国立病院東京労災センターに収容、緊急手術を受けた。血腫除去は成功したものの、意識は回復しないまま4月9日午前7時4分死去した。

☆挑戦状提出
・日本ミドル級チャンピオン、鈴木悟選手(八王子中屋)に対し同級2位、玉置健治選手(ヨネクラ)より
・日本ライト・フライ級チャンピオン、北野隼選手(ヨネクラ)に対し同級4位、大中元気選手(新日本徳山)より

☆ジム所在地変更
・大分ジム
 新住所:大分市日吉町11−23 みねのビル1F
・ウエストジャパンジム
 新住所:福岡市南区大橋1−12−1 エトワル94 3F

☆移籍届(A級ボクサーのみ)
・高山英樹選手(大鵬)は2月1日付けでグリーンツダジムに移籍した。

☆試合役員会議(東京地区・3月27日)
【協議事項】
・3/24に行われた伊礼喜洋(八王子中屋)対内藤佳紀(横田S)戦の検証。
・採点基準 他
・役員改選
 会長:森田 健(再任)
 副会長:浅尾 和信(新任)
 会計監査:金谷 武明(再任)
 会計:田畑 親一(再任)

☆プロテスト合格者
・東京地区3月26日実施・受験者36名,合格者26名(合格率72.2%)
・東京地区3月29日実施・受験者1名,合格者1名(B級受験)
・東京地区4月2日実施・受験者38名,合格者17名(合格率44.7%)
・北海道地区3月23日実施・受験者6名,合格者4名(合格率66.6%)
・西部地区(沖縄)3月6日実施・合格者3名
・西部地区(福岡市)3月17日実施・受験者24名,合格者14名(合格率58.3%)

<2002年2月号>bT39より
☆訃報
・石橋 広次氏
 石橋ジム会長・石橋広次氏は2月7日、原発性肺がんのため東京都内の病院で死去。71歳。

☆挑戦状提出
・日本フライ級チャンピオン、坂田健史選手(協栄)に対して同級3位、小嶋武幸選手(横浜さくら)より

☆JBC告示
・JBC関西事務局は2月24日付けで、進光ジム所属の持原誠選手を6ヶ月の出場停止処分と登録ウエイトの変更を要請した。
【理由】2月25日にスーパー・フライ級4回戦に出場予定だった持原選手は、前日行われた計量で120ポンド1/2と契約ウエイトを5ポンド1/2オーバーし、規定の時間内で再計量を行ったものの、ウエイトは変わらなかったため失格となり、関係者に多大な迷惑をかけたため。

☆プロテスト合格者
・東京地区2月12日実施・受験者37名,合格者22名(合格率59.4%)
・東京地区2月19日実施・受験者37名,合格者23名(合格率62.1%)
・東京地区2月12日実施・受験者36名,合格者24名(合格率66.6%)
・東京地区2月12日実施・受験者39名,合格者24名(合格率61.5%)
・西部地区(広島市)2月18日実施・受験者8名,合格者2名(合格率25.0%)
・西部地区(宮崎市)3月2日実施・受験者7名,合格者4名(合格率57.0%)

<2002年1月号>bT38より
☆2001年度プロ・アマ年間優秀選手表彰式
 2001年度年間優秀選手の表彰式が1月23日、東京ドームホテルで行われた。表彰された選手関係者は以下の通り。
【プロ部門】
 ・最優秀選手賞:徳山 昌守(金沢)=WBC世界スーパー・フライ級チャンピオン
 ・技能賞:セレス・小林(国際)=WBA世界スーパー・フライ級チャンピオン
 ・殊勲賞:新井田 豊(横浜光)=前WBA世界ミニマム級チャンピオン
 ・敢闘賞:西岡 利晃(帝拳)=WBC世界バンタム級1位
 ・努力賞:リック・吉村(石川)=WBA世界ライト級12位
 ・KO賞・新鋭賞:洲鎌 栄一(尼崎)=日本フェザー級チャンピオン
 ・KO賞:鈴木 悟(八王子中屋)=日本ミドル級チャンピオン
 ・年間最高試合:徳山 昌守(金沢)対チョ・インジュ(韓国)戦=2001年5月20日
 ・ピストン・堀口賞:畑山 隆則(横浜光)=元WBA世界ライト級チャンピオン
 ・特別賞:手崎 弘行(JBC審判員),本田 明彦,日本大学救急医学教室,慈恵医科大学救急部

【アマ部門】
 ・最優秀選手賞:辻本 和正(奈良県体育協会)
 ・優秀選手賞:佐藤 幸治(日本大学)
 ・技能賞:村橋 薫(自衛隊体育学校)
 ・敢闘賞:平田 直己(日本大学)
 ・努力賞:佐藤 勤(日本大学),深石 恭夫(日本大学)

☆WBC東京総会準備委員会(実行委員会)開催
 1月23日、東京ドーム・ホテルで準備委員会の初会合を開催。林有厚JBCコミッショナーを委員長とし、その他委員の委嘱を決めたほか、下記協議を決定した。
1)準備委員会は次回から実行委員会とする。
2)総会期日は12月2日(到着)〜12月7日(解散)、会場は東京ドームホテルとする。
3)実行委員会は、組織委員会の設置と人選を検討してゆく。
4)実行委員会は月1回開催する。

☆訃報
・堀 義拓氏
 ヨシヒロジム会長・堀義拓氏は1月23日午前8時30分、胆のうがんのため死去。65歳。

☆ジム名称変更
・ワタナベジムは1月10日付けで、チャイナクイック渡辺ジムに名称変更

☆ジム所在地変更
・白井・具志堅スポーツジム
 新住所:〒168-0064 東京都杉並区永福4−19−10 ユニオントウワB1
 TEL:03−5377−5535

☆移籍届(A級ボクサーのみ)
・名護明彦選手(白井・具志堅)は1月9日付けで全日本パブリックジムに移籍。

海外への試合役員派遣
・1月11日、タイのバンコクで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチのジャッジに金谷武明審判員と熊崎広大審判員(ともに東京)。

☆JBCとボクシング協会の連絡会議(1月16日・東京)
・WBC総会の東京開催について
・ライセンス更新・再取得の料金徴収に関する統一解釈を求める要望あり。
・トランクスの着用はルール通り。
・選手、トレーナーなどのジム移籍に関して、問題整理ののための調停機関設置を決定。
・年齢制限緩和については、コミッション・ドクターの見解を求め対応を決定する。

☆引退届(A級ボクサーのみ)
・千里馬哲虎選手(千里馬神戸)は1月11日付けで引退届を提出した。

☆プロテスト合格者
・東京地区1月22日実施・受験者37名,合格者21名(合格率56.7%)
・関西地区1月28日実施・受験者69名,合格者29名(合格率42.0%)